本物と同じ作り方!
アシックスのミニチュアシューズワークショップ
神戸といえばファッション、そして靴。オニツカタイガーやスポーツシューズでおなじみの株式会社アシックスも神戸に本社がある企業です。1949年に創業して以来スポーツ事業に注力し、現在は世界中のアスリートから支持を集め、現在ではファッション業界からも注目を集めています。そんなアシックスのシューズをそのまま約8cmのミニチュアサイズにして、本物のスニーカーと同じ工程で作ることができるワークショップをASICS KOBEがある大和神戸ビルで毎月4回開催。すべて実物の製品の端材を使ったミニチュアシューズ作りを通じて、アシックスの靴作りへの情熱やSDGsの取り組みを知ることができます。
今回は、そんなミニチュアシューズ作りをインスタグラマーのウラリエさんが体験!「オニツカタイガーのスニーカーは何足か持ってます。実際にある靴のミニチュアが作れるなんてめっちゃ楽しみ!」とやる気まんまんで挑戦してくれました。

神戸といえばファッション、そして靴。オニツカタイガーやスポーツシューズでおなじみの株式会社アシックスも神戸に本社がある企業です。1949年に創業して以来スポーツ事業に注力し、現在は世界中のアスリートから支持を集め、現在ではファッション業界からも注目を集めています。そんなアシックスのシューズをそのまま約8cmのミニチュアサイズにして、本物のスニーカーと同じ工程で作ることができるワークショップをASICS KOBEがある大和神戸ビルで毎月4回開催。すべて実物の製品の端材を使ったミニチュアシューズ作りを通じて、アシックスの靴作りへの情熱やSDGsの取り組みを知ることができます。
今回は、そんなミニチュアシューズ作りをインスタグラマーのウラリエさんが体験!「オニツカタイガーのスニーカーは何足か持ってます。実際にある靴のミニチュアが作れるなんてめっちゃ楽しみ!」とやる気まんまんで挑戦してくれました。



2024年にリニューアルオープンしたアシックス神戸が目印。
ミニチュアシューズ作りを教えてくれるのは広報部アーカイブ担当の段下浩三さんと初代ゲルカヤノをはじめ数々のシューズを生み出した広報部アーカイブ担当の榧野(かやの)俊一さん。アシックスファンなら「この人があのスニーカーを!」となるお二人です。
まずは、テーブルに並べられたキットから、自分の好きなデザインの靴を選びます。デザインはアシックスやオニツカタイガーのスニーカーを元にしたものやミニチュア用のオリジナルデザインを含めて約20種類。1回のワークショップで片足を作るので、右足か左足かも選びます。なかには段下さんと榧野さんが携わったモデルもあり、ウラリエさんもデザイン選びに難航。「どれも可愛くてめっちゃ迷うな~。でもこの可愛いオニツカタイガーの黄色で!」とウラリエさんが選んだデザインはオニツカタイガーのMEXICO66が原型となったもの。ワークショップでも人気のデザインなのだそう。


「ミニチュアってだけでも可愛いのに、元になった靴があると思うとより可愛いですよね」ウラリエさんが悩むのも当然の可愛さ。完成したシューズのサイズは約8cmです。

デザインを選んだら着席して靴作りがスタート。
必要な道具は全部用意されているので、手ぶらで参加できます。

実際の靴作りを学びながら、
パーツをどんどん貼り合わせていく。



ミニチュアシューズ作りはもともとアシックスの会社内の新人研修のために考えられたワークショップ。そのため、パーツは9つと少ないものの作り方は本物のシューズと同じ工程で、靴の作り方が分かるようになっています。モニターで実際のシューズ作りと比較しながらわかりやすく、大変な部分はアシストもしてくれるので、むずかしいながらも楽しく進めていくことができます。 最初は足を包むアッパー部分の2枚の生地を貼り合わせるところからスタート。「2枚の生地は同じように見えて、左右非対称なんです。くるぶしは外側のほうが低いので、フィットするように作られてます。ミニチュアでも再現しています」と段下さんの説明に「ほんとだ!」と感心しながら作業を進めていくウラリエさん。

「生地の断面に接着剤を塗るのって結構むずかしい…」「はみ出しても大丈夫ですよ」と話しながら、集中モードのウラリエさん。

貼り合わせた部分の上に補強素材を貼ったところ。アッパーの生地はレスリングシューズ生地、補強素材はアシックスストライプ(シューズ側面の4本ライン)の素材が使われています。
吊り込み作業で
ミニチュアシューズづくりもクライマックス。



ミニチュアシューズづくりに使う接着剤は合成ゴム系接着剤のため、接着したところ両面に塗ってしばらく乾燥させてから貼り合わせます。その待ち時間もモニターでアシックスの靴作りのこだわりやSDGsの取り組みを紹介。ミニチュアシューズに使われている素材が実際のシューズのどこに使われたものかも分かるので、よりいっそう愛着が持てます。
アッパー部分が完成したら中底と貼り合わせていきます。この作業を「吊り込み」といいますが、これがなかなかむずかしい!つま先部分とかかと部分の一部分を接着剤で付けたら、その中間を接着、さらにその間を…というようにできるだけ皺にならないように接着していきます。細かい作業で集中力がいるため、ウラリエさんも黙々と作業中。
吊り込みが終わったらアウトソールを貼り付けてほぼ完成。「めっちゃむずかしい!でもどんどん靴っぽくなってきて楽しいです」と満喫。

「実際の靴作りと同じように作るためにはミニチュアも8cmが限界でした」という段下さんに「確かにこれ以上小さいと無理かも…細かいからめっちゃ集中しちゃう」 と吊り込み作業中のウラリエさん。

「すでにめっちゃ可愛くないですか…」吊り込みが終わったウラリエさんの靴。
靴箱まで本物そっくり!
満足感たっぷりの一足が完成。



激しく動くバスケットボールのシューズはアッパーとソールが剥がれないように太めの糸で縫い付けられています。ミニチュアシューズづくりでは、その糸を靴紐にして、ホールに通して結べば完成!所要時間は1時間半、「最初はそんなにかかるかな~と思っていましたが、実際やってみるといっぱいいっぱいでした。靴作りって大変だけど面白いですね」とウラリエさん。
できあがった靴は、本物そっくりのアシックスロゴの入った靴箱に入れてお持ち帰り。「細かい作業で大変なところもあったけど、段下さんと榧野さんが丁寧にアシストしてくださったのでめっちゃ可愛くできました!ミニチュアの箱がまためっちゃ良くて、これは他のも作りに来たくなる~!」とウラリエさんも大満足。


完成したミニチュアシューズと。「できたときの満足度がすごい。本当にめっちゃ可愛くて嬉しい」とウラリエさん。


最新のマラソンシューズやパーツに分けたシューズなども。
「最新のマラソンシューズの軽さにびっくりだし、こんなにまじまじとスニーカーのパーツを見ることないので楽しい」
ミニチュアシューズづくりも
アシックスの魅力も楽しめる
1時間半のワークショップ。



「ミニチュアを作るのもすごく楽しかったけど、実際に靴作りに携わってこられたお二人からいろいろお話を聞けるのがなにより良かったです。段下さんの履かれてたスニーカーも、社員さんが履かれてたサンダルも可愛くて、さっそくショップに寄ってから帰ろうと思います」と、ウラリエさんもよりアシックスのシューズに興味が増したよう。
靴の街、神戸の魅力を自分で体験して再発見できるアシックスのミニチュアシューズワークショップ。ぜひ皆さんも体験してみてください!


この日のウラリエさんのスケジュール
アシックス ミニチュアシューズワークショップ(約1時間半)→アシックス神戸
ツアー概要
アシックス
ミニチュアシューズワークショップ
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アシックス ミニチュアシューズワークショップ
- 実施日:土曜日午前午後2回
- (具体的な実施日は予約ページを参照)
- 料金:1,000円
- 対象:各回12人まで、中学生以上、日本語での対応のみ
- 住所:神戸市中央区三宮町一丁目2番4号
- 「大和神戸ビル」3階
- 参加方法:HPより要予約
- https://corp.asics.com/jp/about_asics/practical_information/miniature-shoes
- 企画実施:株式会社アシックス
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まずはどんなデザインを作るか、
ミニチュアシューズキット選びから。